休職
2月末にうつ病になり、3月から正式に休職をし、 今日、無事に産業医から復職許可を頂きました。
休職期間の備忘録を兼ねて、書き留めておきたいと思います。
3月
はじめの1か月は本当に辛くて、食欲もなく、何もする気になれず、 只々早く時間が過ぎないかと思っていました。
体重は50kgを切り、からだは重い。
好きなこともできず、眠ることが唯一の救いでした。
会社のこと、今後のこと、が頭から離れず、ネガティブな思考が巡っていました。
4月
徐々に食べれるようになってきました。
食べれるようになると、からだも少しずつ元気になってきました。
からだを起こしてても何とか生活できるようになり、毎日テレビや映画を見て過ごしていました。
4月末には医者から復職可の診断書を書いてもらうこともできました。
5月
復職するにあたり、2週間の生活記録を会社に提出しなければなりません。
毎日、規則正しい生活をし、図書館や地区センターに通い、読書をしていました。
読書といっても、漫画を読んだり、好きな本を読むことを中心にしていました。
また、再発防止の取り組みを行う必要があり、うつ病発症の原因、予防策が必要とのことでした。
自分なりに原因の追究や予防策についても考え、月末の復職面談に臨みました。
しかし、体調は良好であるが、再発防止の取り組みが不足しているとのことで、産業医から復職の許可が下りませんでした。
うつ病は再発しやすい病気のため、再発防止の取り組みが非常に重要とのことです。
リワークを強く勧められ、リワークを受けることにしました。
6月
リワークが始まるまで時間があったので、自分なりにも再度、再発防止の取り組みを行いました。
図書館で「認知行動療法」の本を片っ端から探して読みました。
特に下記の本が参考になりました。
- 作者: 大野裕
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2003/03/20
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リワーク
リワークは2週間のプログラムでグループ会社で受けました。
リワークというと、通常数か月行われるので、その点ではお手軽でよかったです。
リワークでは、講義やディスカッションを行ったり、カウンセラーによる認知行動療法講座を受けました。
はじめは講義やディスカッションのお題を考えるのが億劫でした。
それでも、続けることができたのは、スタッフの皆さんの温かさがあったからだと思います。
途中、体調を崩し、2日間休んでしまい、気に病んでいましたが、とても心配して頂いたのがとても嬉しかったです。
認知行動療法では、自分では引き出すことができなかった心の奥まで引っ張っていただき、かなり理解を深めることができました。
自分だけで認知行動療法を行っていても、自分の考えしかないため、なかなか客観視できない部分がありました。
そういう面でもとても勉強になりました。
自分の考え方のクセを知ることでモノの捉え方の幅を広げることができ、今後の生きる上でもとても役に立つことだと思います。
また、3ヶ月もの間、社会と遮断していたため、社会とつながっているという安心感というのも感じられました。
休職して思ったこと
人生を見直すきっかけになった。
素の自分を受け入れてあげることの大切さ。
家族の大切さ。
恵まれた環境に自分がいること。
うつ病になったときに重要なこと
傷病手当金・・・貴重な収入源になります。(会社等に申請)
自立医療支援・・・医療費が1割になります。(お住まいの市役所にて手続き)
焦らないこと
頑張りすぎないこと